年度が変わって、最初の依頼は6年生の調理実習でした。今年の6年生は3クラスのため、2日に分けて行いました。
今回は野菜炒めとスクランブルエッグの2品。昨年度は別々の日で行っていましたが、一度に2品となりました。
間に合うか、2品調理

調理実習に入るまでにすでに作り方や注意点などは、家庭科の授業で学習済みです。そのため手順の再確認を行ったら早速調理開始となります。

授業が始まる前に、ボランティアの皆様に準備を手伝っていただきました。班ごとの野菜を切り分けてもらったり、端がわからなくなったラップを取り出してもらったり…。
どのクラスにもボランティアさんが4~5人入っていただいたので、余裕を持って見ることができました。子どもたちは都度先生やボランティアさんに確認しながら、良いチームワークで進めていました。
切り方を工夫しよう

野菜の切り方は班ごとに工夫することがめあてです。大きさの目安はありますが、短冊切りでも千切りでもいちょう切りでも半月切りでも自由です。
ただ野菜炒めをつくるので、あまり厚みがあるものや細かすぎるものは適さないということに注意して、各々工夫して切っていました。

キャベツは厚みがあるので、何枚か剥がしてから切ります。慣れない作業ながらも、相談しながら進めていました。全員交代しながら、切る工程と炒める工程を体験しました。
炒める順番もばっちり

まずは野菜炒めから。野菜は炒める順番があります。炒め始めてから慌ててキャベツの山からピーマンを抜き出す班もありましたが、みんな順番についてはしっかり頭に入っているようでした。

味付けは塩と胡椒のみのシンプルなものですが、どの班も美味しそうに出来上がっていました。味が薄い分には後から足せるので、少し薄いかなというくらいで調理していました。

野菜炒めが終わったら、自分の分のスクランブルエッグを作っていきます。周りに散らばっている野菜については後でしっかり掃除をしていました。

野菜炒めと比べてあっという間に完成。それぞれ好みの硬さで仕上げました。こちらも塩と胡椒、牛乳のみのシンプルなもの。
苦手な野菜も美味しかった!

「洗い物が減るから!」とワンプレートの班も。片付けも含めて調理であることが分かっているのはさすが6年生ですね。5年生のときの経験をしっかり活かしていました。

にんじんが苦手!と言っていた子も、食べてみたら美味しかったと笑顔になっていたのが印象的でした。自分で作るといつもより美味しく感じるもの。ピーマンもパクパク食べてあっという間の完食です。

食べ終わったらしっかり片付けていきます。洗い物だけではなくコンロの周りや排水口、ゴミの片づけも全て自分たちでやっていきます。どこの班もみんなで役割分担してテキパキとできていました。

上手なところは調理と片付けを並行して行っていました。片付けながら調理をするのはなかなか大変だけど、ここも分担しながらできていました。
今回も怪我なく無事に終えることができました。2品あっても時間通りに終えることができて良かったと思います。
協力いただいたボランティアの皆様、ありがとうございました!
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