調理実習サポート

授業補助

今日は6年生の調理実習へサポートに入りました。昨年度、ミシンの補助に入りましたが調理実習は今回が初めてです。

保護者だけでなく地域の方にもサポートに入っていただくことで、9つに分かれたグループをまんべんなく見守ることができました。

基本的には自分たちで

使用する材料や道具などはグループ分に用意されていますが、必要なものを自分たちの机に運んでくるのも立派な調理の手順の内。
グループの中で役割分担をして、調理に必要なものを揃えていきます。

今回サポートに入ったのは6人で、そこに先生が2人だったのでほぼ1グループに1人の大人が付くことができました。
自分たちで調理をするのが基本とはいえ、まだまだ慣れないこと。包丁も火も使うため、大人の目が多いに越したことはありません。

包丁は切る道具

今日は野菜炒めでした。人参、ピーマンとキャベツの3色野菜炒めです。
まずは器具や材料をよく洗い、いよいよ調理開始です。

5年生のときにも調理実習はやっていると思いますが、まだまだ不慣れな手付き。
危なっかしく見える部分もあり、サポートが入ります。

包丁は押しつぶす道具ではなく、切り分ける道具です。
なんとなく料理人がトントントンと軽快に包丁を下ろすイメージを持っているのかもしれません。
しかし上から押し付けるだけでは潰れるだけで切れないし、余計な力が入ってしまって危険です。

刃を先端から根本まで長く使って切るようにすると、簡単にきれいに切れるところを見せてあげると、すぐに習得していきます。

火が通りにくい食材から

食材を切り分ければ後は炒めるだけです。

たった3つの食材ですが、切る作業はなかなか時間がかかりました。
それでもとにかく安全優先。みんな怪我なく切り終えたのでホッと一安心。

炒めるのは人参、ピーマン、キャベツの順です。
フライパンに油を入れて炒め始めます。

まだまだフライパンが熱くなる前から人参を投入するグループもいましたが、油ハネもそこまでひどくなく順調です。

キャベツも入れて火が通ったら味付けです。
今回は塩と黒胡椒のみのシンプルな味付け。
サポートに入っている主婦(夫)の皆さんから一斉に「薄めにしときなさい」とのアドバイス(笑)

そう、薄味はあとから塩を足せば良いですが、濃くなったらどうしようもありません。
人生の先輩からのアドバイスに慎重に塩を振っていきます。

実食と片付け

そんなこんなでようやく完成しました。
シンプルな野菜炒めでも出来上がりは様々です。

ちょっと胡椒が多いグループもいたみたい…。

それでも自分で作った野菜炒めは美味しかったようです。
同じグループの中でお互いに褒め称えながら頬張っていました。

食事が終われば片付けです。
調理器具はもちろん、生ゴミやテーブル、コンロ周りもしっかりと片付けていきます。

今回サポートが入ったことで、十分に大人の目が届いた中での実習となりましたが、これは流石に先生方だけでは厳しいようにも思えます。
包丁も火も使いますからやはり心配になります。

今日は傍から見ても安心できる状態でした。ご協力頂いた皆様、ありがとうございました。

この調理実習はあくまで授業。作って食べておしまいではなく、ちゃんと振り返りをします。
普段あまり気にせず食べている家のご飯も、作る側のことを考える切っ掛けになるかもしれません。

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