プール開始前のプライベートゾーン講座

講演

プール開き目前となった今日、1年生向けにプライベートゾーン講座がありました。
昨年度も講座をしてくださった「NPO法人きよせラボ ココロイキプロジェクト」の方々に今年度も引き受けていただきました。

自分の体を大切にすると同時に、他人の体もまた同じく大切にするということを、お芝居を交えながら楽しく知ることができました。

飽きさせない流れで

内容について昨年度から結構変更されていて、1年生でも飽きにくいように一緒に体を動かす時間や質問の時間などが細かく組まれていました。

1年生、しかもまだ学校が始まってから2ヶ月ですから、じっと講座を聞くだけというのは難しいです。
前回も素晴らしい内容でしたが、さらにブラッシュアップされていました。

まずはみんながどんな遊びが好きかの質問から始まり、実際に体を使った遊びへ。

「落ーちた落ちた なーにが落ちた」の掛け声のあと、「りんご」「雷」「ほっぺ」のうちどれを言われるかでその後のアクションを変えるゲームです。
りんごなら両手を前に出して受け取るような姿勢、雷ならおへそを押さえるなど瞬時で判断して動くゲームを少しずつお題を増やしながら遊びました。

体の大切さ

その後、「今のゲームで体のどこを使ったか?」から、自分の体の大切さについての話へと進んでいきます。

プライベートゾーンについて、そしてそのルールなどを図を使いながらわかりやすい説明が続きます。
この図を見て「ケータイで盗撮してSNSでアップしてるー!」と言っている子供もいて、時代だなと感じたり。

実際の様子などを見せながら

こんな感じで会話の様子や、嫌な気持ちの表し方、実際に危険な目に合いそうになったときの対処法などをわかりやすく見せていただいたのでイメージしやすかったと思います。

危険な目に合った、合いそうだった時、大人に話を聞いてもらう魔法の言葉「こまっています たすけてください」も伝授。実際に何名かの子どもたちにも実際にやってもらいました。

最後は「だいじ だいじ どーこだ?」という「からだ」と「性」の絵本の読み聞かせ。
読み方が非常にお上手で子どもたちもしっかり聞いていました。

取り扱いが難しいプログラム

プライベートゾーン講座というのは性教育の入口に当たるものと思いますが、それ故に非常に取り扱い方が難しいところだとも思います。

かしこまりすぎず、自然と正しい知識をつけるために、すごくいろいろなことを取り入れたプログラムだと感じました。
こういったものは学校の先生よりも別の方、今回のような講師という形での実施というのも意味があるように思います。

これからのプールだけでなく普段の友達との接し方や、自分の体の大切さ、他人の体の大切さが少しでも伝わってくれたら嬉しいですね。

きよせラボ ココロイキプロジェクトのお二人。早朝から2時間に渡っての貴重な講座をありがとうございました!

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