5年生の総合的な学習にて

校外学習

5年生の総合的な学習として、近くを流れる柳瀬川について学習を進めています。

本日は実際に川に入り、ガサガサを行ったり水質調査をしたりする予定でしたが、昨晩から早朝にかけて大雨が降ってしまったため、急遽学校での座学となりました。

知識豊富な講師陣による濃密な授業

今回は川づくり・清瀬の会の皆様にお越しいただき、座学を行っていただきました。

元々はこちらの会の皆様のご指導の元、柳瀬川での体験学習の予定でした。しかしながら夜中にかなりの雨が降ってしまったため水位が上昇。本日は学校での授業となりました。

朝早くからお越しいただき準備を進めています。

時間が無い中、周辺から外来種であるセイタカアワダチソウやオオブタクサを取って来てくださいました。

さらには荒れる川から、川の水も持ってきてくださり準備万端。

ビオトープの学習から繋いで

最初は外来植物の学習からスタート。講師を務めてくださったのは、ビオトープでもお世話になっているMさん。そのためビオトープの授業で見たことがある植物を中心にお話してくださいました。

実際に清瀬にある外来植物を紹介してくださるので、図鑑の中の存在…ではなく身近な存在として認識しやすく、子どもたちも一度は目にしたものが多いのでわかりやすいです。

外来植物が入ってくるまではどんな植物があったのかなども交えていただいたので、在来種がどれだけ追いやられているのかも理解しやすいですね。

子どもたちも一生懸命メモをしていました。たくさん書いて追加の紙をもらっている子もいましたよ。

過去の写真も交えながら

植物の話から柳瀬川の話へ。どこから始まりどこへ流れていくのか。

柳瀬川の学習に欠かせない、川の歴史も写真を交えながら説明いただきました。

昔の清瀬の写真も見ながら、今の柳瀬川との違いやこれまでの変化について学習していきます。

自然や生き物のためにできること

続いては柳瀬川や空堀川のことをより深く、そして川に住む生き物の話を、会の会長でもあるAさんから講話いただきました。Aさんはサンシャイン水族館で館長を務めていたこともあります。

朝汲んできた柳瀬川の水と、プールの水を用意して水質調査の実践。子どもたちに実際にやってもらい、柳瀬川がいかに綺麗な水質かを確かめました。

プラスチックごみを食べて死んでしまった生き物の写真や、ゴミであふれかえる水底の様子を映した動画を見て、自分たちができることを考えていきます。

恵まれた環境であることを再認識

非常に濃密な2時間でした。子どもたちのメモもびっしりでした。

近くには生き物あふれる綺麗な川。そして過去から現在までを知る講師陣。
清明小は非常に恵まれた環境にあることを改めて認識いたしました。

川づくり・清瀬の会の皆様、本当にありがとうございました。

本日行けなかった柳瀬川ですが、来週行くことになりました。そちらの様子もまた紹介いたします!

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