本とリンクした飾りつけを目指して

図書室環境づくり

今日は図書室飾付け(夏)の日でした。あいにくの天気でしたが始まる頃にはだいぶ収まり、帰りにはすっかり止んでいました。

今回は夏をテーマにしつつ、非常に多くの作品を作成していただきました。飾付けに来てくださったボランティアさんもいつもより多く、みるみるうちに図書室が賑やかになりました。

話を聞くと、実は今回は作品が少ないのでは?と心配だったとか。でも今日には大きな箱2つで足りないくらいの量になっていました。どんなペースで作ってくださっているのだろうか…。本当にすごいですよね。

今までと毛色が違うものもたくさん

まず目についたのはこちら。今までも折り紙を組み立てた立体の作品はたくさんありましたが、こちらは見たことがないタイプ。

私も初めて見るもので、ついつい隅々まで観察してしまいました。(結局どうやって作っているのかさっぱりわかりませんでしたが…)

色もカラフルで存在感があるので、単独でも十分映えますね。

正解はいかに…

次はこちら。帯テープのようなものを結いて作ってあり、それがたくさんありました。そして「組み上げてみて」というメモ書きが。

飾付けに来てくださった皆さんもどうするものかはわからず、全員で悩んだ結果…

子どもたちに遊び方を考えてもらうことに笑
決まった正解はないのではないかということで、好きなように組み上げてもらおうということになりました。

貝殻を使った作品も

こちらは貝殻に布を貼ったすごくキレイな作品。

小さな貝殻はストラップになっていたので、カーテンにぶら下げることにしました。

他にも大きめの貝殻がいくつかあったので、これまたすてきな花火や可愛らしい帽子とともに、夏らしい飾付けになりました。

その隣にはあじさいとそれに集まるカエルが!こうした季節を感じる作品もたくさんありました。

なにが出てくるかな?

こちらのキレイな柄の筒。たくさんあったので並べてみました。

実はこれ、なかに可愛い人形やぬいぐるみなどが入っています。
すごく細かいところまで作ってあるし、何よりこの仕組みが面白いですよね。

で、私は並べて満足していたのですが、気がついたら一筆添えられていました。
この一筆があるだけで、自由に触っていいことがわかりますね。こういった気配りは流石だなと思いました。

生き物もたくさん

今回は生き物の作品もたくさん。昨年の夏は虫が多かったのですが、今回は動物やドラゴンなどがずらり。

ペンギンやアザラシがたくさん!どうやって飾るか考えているうちに、素敵な台紙がどこからともなく出てきて、あっという間にレイアウトされていました。
作品1つ1つもすごいですが、こういう「見せ方」もこだわりが見えますよね。

ドラゴンは子どもたちの人気になりそうだなぁと思いつつ、どこに飾ろうか見回していると、なんとちょうど「かいじゅうたちのいるところ」という絵本がピックアップされていました。
これはここに置くしかない!ということで恐竜や怪獣たちを並べました。
これ以外にも「エルマーのぼうけん」という龍が出てくる本の近くにも置きました。

こちらは手編みのかわいい帽子があったので「白いぼうし」の本の近くに置いてみました。気がつく子がいるかな??

植物のコーナーにはキレイなバラの作品。

こんなふうに作品と本がリンクすると、より本を手に取ってもらいやすくなるのかなと思っています。
hitonowaさんからも次の飾付けのときは事前にどんなコーナーができるか聞いて、それに合わせた作品を作ってもらうのもいいですね、とお言葉をいただきました。

次は秋をテーマに2学期を予定しているので、司書の先生とちょっと相談してみようと思います。

こちらはカラフルな衣装のピエロ。複数のパーツを組み合わせて作られていて、すごく楽しい雰囲気になりますね。

立体の作品もたくさん。私が知っているものよりも複雑なものがたくさんあって、手先の器用さが作品に表れています。

もちろん入口の扉にも作品を飾付け。無骨な扉が少しでも開きやすくなってくれることを信じて、すごくおしゃれな作品を。

他にもたくさんの作品がありました。飾る前と飾ったあとでは本当に雰囲気が変わります。
少しでも多くの子どもたちが図書室に来てくれることを願っています。

そして、次回は本と作品を結びつけることが出来ればと思っています。
今回もhitonowaの皆様、本当にありがとうございました!またよろしくお願いいたします。

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