進化が止まらない図書室飾り付け

図書室環境づくり

本日は図書室の飾り付けを実施しました。

昨年からスタートしたこちらの活動は、季節ごとに折り紙や絵画などを作成して頂き、図書室に飾り付けをしております。清明小学校の図書室は非常に殺風景だったので、もっと子どもたちが入りやすい、入りたくなるような図書室にすべく活動を続けています。

清雅包括と総合リハビリテーション施設『hitonowa』、そして清明小学校支援本部 清明小応援団が集まり、なにかできないだろうかと模索してたどり着いた1つがこちらの活動です。

活躍する場として

清明小学校区にある『hitonowa』は総合リハビリテーション施設です。

病院から退院したあとのリハビリ継続をデイサービスとして利用できるこちらの施設。
リハビリも終わればいよいよ本格復帰!となるところですが、入院中やリハビリの間に自分のことも含めて周りが気を使っていろいろやってくれた結果、自分のやることが無くなってしまった…という方もいらっしゃいます。

そんな中、活躍する場所の一つとして学校を利用できないかという『hitonowa』と、ボランティアで人手がほしいという清明小学校が合致した形で実現いたしました。

前回からは同じく清瀬市にある日帰りデイサービス『TOMONii』も加わり、よりパワフルに進化しています。

図書室を楽しい空間に

まだまだコロナが続いている昨年、いきなり子どもたちと関わるのはハードルが高い…ということで、図書室の飾り付けをお願いすることに。

飾り付けを行う日を設定して、利用者さんにたくさんの作品を作って頂きました。
私達大人も「おぉ!」と思わず声を出してしまうような力作。子どもが盛り上がらないわけがありません。

回を追うごとにその内容もパワーアップして、作品展として成り立つくらいになっています。

梅雨や夏をテーマに

いつもは図書室にある特設コーナーにちなんだものを作っていただいていたのですが、今回は特にそういったものがなく、梅雨や夏に関係したものを多く作って頂きました。

図書室には図書室を暗くしている原因の一つである黒のカーテンがありますが、むしろ黒いことで折り紙などの作品が非常に目立ちます。
定番の鶴だけではなくクワガタや花火など夏の装いに。

こちらは傘とカッパ、長靴の3点セット。同じ柄の折り紙なのですごく可愛い仕上がりです。

しかも気がついたらカッパはハンガーに掛かっていました。
この小さなハンガーはてっきり100円均一などで購入したものだと思っていたのですが…

なんとその場で作っていました!クリップを器用にペンチで曲げて作っていて、本当にアイデアがすごい!

止まらないアイデア

入り口入ってすぐの窓際には前回飾った金太郎の列に、あらたに虫やカエル、カタツムリなどが追加されました。金太郎はもう片付けても良かったのですが、私を含めお気に入りの方々が多かったので継続です。

チラシで折ったツルも台座に乗るだけでかっこよく見えるのですから不思議です。簡単に、でも映える。いったいどれだけのアイデアをお持ちなのでしょうか。

こちらは黄金に輝くカエル。あまりに神々しくてつい拝んでしまいます。私だったらこの金の折り紙を使うこと自体躊躇してしまう…。

夏にちなんだスイカやアイスキャンディーも並びます。ペンギンやクワガタなどもセットで置くことで、よりにぎやかになりますね。

図書室の入り口の扉は無骨な鉄の扉で、しまっていると中が見えません。この鉄の扉というのがさらに入りづらくしていると思うので、扉にも忘れずに飾り付けをします。

最初は本が目的でなくてもいい

『hitonowa』のスタッフであり、我々学校支援本部担当でもあるSさんが、せっかくだからとカブトムシとカタツムリを司書の先生が使うパソコンの配線に付けていました。

高さ的に子供のほうが先に見つけそうですが、発見したら盛り上がること間違いなし。
他にも無いか探すかもしれません。(今回はここにしか無いので探しても見つからないけど…)

今後、隠れミッ◯ーを探すみたいに図書室のどこかにある作品を探すという遊びもあったら面白いのでは?とアイデアが出ました。

図書室は本を借りたり読んだりする場所ですが、まずは図書室に来てくれなければ始まりません。
最初の動機はこういう遊びでもいいと思います。
そこからたまたま近くにあった本に興味を持ってくれたら嬉しいですね。

地域と学校の協働

季節ごとに飾り付けをお願いして来て1年が経ちました。

学校だけではなく、地域の方の活躍というのが学校支援本部の本質です。
清明小学校ではこの図書室飾り付けが現在で最もその本質を捉えた活動となっています。

子どもたちも地域の方々も活動を通して笑顔になる。
私達学校支援本部はこれからも学校と地域のために活動を続けていきます。

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