ほうれん草のおひたし作り

授業補助

先日に引き続き、今回は5年生の調理実習が6月27日にありました。

5年生は調理実習が初めてで、初めて包丁を触るという児童もチラホラ。
ほうれん草のおひたしに挑戦しました。

調理は完成まで一気に

先生から説明があった後は一気に完成まで進めます。一つ一つの工程で区切ることなく、盛り付けて後は食べるだけというところまでノンストップです。

料理はすべての工程を頭に入れた上で進めるほうがいいです。
火をつけてから「あれがない!」とか「これを用意していなかった!」となると失敗する可能性が高くなりますからね。
手順をすべて頭に入れてから一気にいきます。

お湯を沸かしている間に

材料も含めて、使う器具は最初によく洗っておきます。
今回使うほうれん草は根本の部分に土が残っていることがあるので、しっかりと洗っていきます。

清明小の家庭科室にあるガスコンロは回して火をつけるタイプ。
最近では押してつけるタイプが増えてきていると思います。

子どもたちはおっかなびっくりで火をつけるので、ゆっくりゆっくり回してしまいます。
そうすると火がつく前にガスだけが一杯出てきてしまうのでかえって危ないんです。
大人がそばについて、火をつける時は思い切って素早く回すようにアドバイスしていきます。

お湯が沸くまで少々待ちますが、なかなか待てないのが子どもというもの。
フツフツしたくらいで「もういい!?」と聞かれましたが、まだまだと答えておきました。
待つのも大事な要素です。

包丁も慎重に

前回6年生が作った野菜炒めとは違い、火を通してから包丁で切り分けます。
初めての包丁も何とか…。今回はざっくりでいいので、そこまでプレッシャーは無かったのかもしれません。

根本の部分を切り落としてしまっているグループもいくつかありました。
そこに栄養がたくさんあるのだけど…。

盛り付けたら実食!

盛り付けをしたら鰹節と醤油をかけます。
今回は素材の味をしっかり味わってほしいということで、醤油は大人がかけることに。
子どもがかけると醤油のほうれん草あえになってしまいますからね。

盛り付けも個性が出ます。
全員が洗って茹でて冷やして絞って切って盛り付ける作業をしました。
切る担当とか茹でる担当とかにしてしまうと、他の部分がわからないままですからね。
実際に自分でやってみるというのがとても大事だと思います。

完成したら実食です。
ちょっと苦いという声もチラホラ。それは多分茹ですぎかな。
茹ですぎたり、水に晒しかたが足りないとちょっとエグみを感じますよね。
でもほうれん草が苦手と言っていた子も完食していましたよ。

気がついたら切り落とされた根本の部分も食べ尽くしていました。
しっかり土を落としていますから、美味しいはずです。

振り返りながら家の食事も気にしてみる

片付けも全て終わったら振り返りの時間です。
ぜひ夕食の一品に挑戦してほしいですね。

お手伝いで来ていただいたボランティアさんは7名。
先生を加えて8名の大人がいたことで、すべてのグループに1名ずつ配置することができました。
ご協力いただき本当にありがとうございました!

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