シャボン玉で遊ぼう

授業補助

今日は1年生の生活科「きせつとあそぼう」で、シャボン玉体験を行いました。
町のシャボン玉おじさんということで参加してきましたよ。

シャボン玉で遊ぶにあたり、コツや注意点などを簡単に説明して一緒に遊んできました。
みんなそれぞれの道具を作ってきていて、たくさんのシャボン玉ができました。

ちょっとしたコツと注意点

よく晴れた今日。風がもう少しだけあると飛ばしやすかったですが、強いよりはましですね。
しかし暑い…。

あまりに暑いので、校庭の端っこにある日陰ゾーンで遊ぶことに。

そこでさっそくシャボン玉おじさん(私)の登場です。
とはいえ、別に普段からシャボン玉を研究したり詳しかったりということはなく…。
ちょっとした内容しか話せなかったけれども、1年生しっかり聴いてくれました。

コツは3つ。

  • ストローなど吹く道具はやや下向きに
  • うちわや針金リングなどはシャボン玉液から斜めに引き抜く
  • シャボン玉液を付けるときはそっと静かに

これくらいでしょうか。

吹く道具は下向きに

シャボン玉は乾くと割れます。
吹いてふくらませる場合は先に膨らんだ側から徐々に乾いていきます。
下を向いてふくらませると、新しいシャボン玉液がどんどん流れていきますので乾きづらくなり割れずに大きくできます。

あとは上を向いて吹けばストローを伝って口に入ってしまいますからね。
誤飲防止のためにもやや下向きがいいと思います。

引き抜く時は斜めに

リング型の道具にきれいな膜を張るためには、シャボン玉駅から真上に真っ直ぐ引き抜くよりも、少し傾けて斜めに引き抜くほうがいいです。

金魚すくいと同じ感覚といえばわかりやすいでしょうか。
真上にまっすぐ上げると抵抗も強く、うまいこと膜になりません。
端から少しずつ膜を作っていく感じがいいと思います。

液はそっとやさしく

シャボン玉で遊んでいると、シャボン玉液が入っている容器の中で小さな泡ができてきます。
この小さな泡が増えてくると、それが邪魔をしてしまって大きなシャボン玉を作るのが難しくなってきます。

そのため、シャボン玉液を付ける時はそっと。
中でバシャバシャなんかしちゃいけません。
しちゃいけません…。

注意事項は1つ

シャボン玉での注意事項は1つ。

口や目に入ったらすぐに大人に報告すること。
そしてすぐに水でゆすいだり洗うことです。

何人かいましたが、すぐに水場で洗ったので大丈夫でした。

暑い中でも元気に

私もいくつか道具と自分で使う分のシャボン玉液を用意しました。

道具としては大きなシャボン玉を作るためのもの。
これは2本の棒に長さが違う毛糸を1本ずつ結んだもので、大きなシャボン玉を作ることができるのに、液を入れる入れ物が小さくても大丈夫という優れもの。

それからストローとラップの芯。
ラップの芯はそこそこの太さなので安定して大きなシャボン玉を作ることができます。

それからストローと毛糸で三角錐の形を作ってみました。
これ、それぞれの三角形に膜が張ると思いきや、真ん中で合わさるんですよね。
不思議な形になるので作ってみました。

思い思いのシャボン玉

もう後はみんなで遊ぶだけです。

吹くタイプと振って遊ぶタイプが半々くらいでした。
一人で何種類か持ってきている子もいて、思い思いのシャボン玉で溢れていました。

靴下などの布を、底を切り取ったペットボトルに被せた道具を作っていた子もいました。
吹くとこんな風に細かいシャボン玉がたくさんできます。

私が持ってきた三角錐で遊んでいる子もいましたよ。
「どうやって吹くの??」と聞かれちゃいましたが…。
それは形を見て楽しんで…。

シャボン玉が飛べば追いかけたくなるもの。
自分で生み出すより破壊を楽しむ子が出てくるのもシャボン玉遊びの1つ。
元気だ。

手をシャボン玉液に浸しておけば、シャボン玉を持つことができることに気がついた子も。
自分の道具でシャボン玉をキャッチしていた子もいました。
「シャボン玉を持つ」ってちょっと憧れですよね。

道具を持って全速力!
彼が走った後にはたくさんのシャボン玉が道を作っていました。
元気だ。

ちなみに彼が持っているのは うちわの骨。
うちわの紙を剥がしたもので、簡単にたくさんのシャボン玉を作れる優れものです。

私が持ってきた大きなシャボン玉作成道具は、子どもたちにも順番に楽しんでもらいました。

風がもう少しあると勝手にできるのですが、ほぼ無風だったので道具を持ったまま後ろに下がってもらいました。
すごく大きなシャボン玉ができて喜んでいました。

大人の本気を見せられたら

そんなこんなであっという間の2時間。
暑さなんか忘れるくらい、みんなシャボン玉を楽しんでいました。

子どもたちがそれぞれ持ってきた道具も面白いですが、せっかくなら大きなシャボン玉や人が入れるシャボン玉、シャボン玉の中に小さなシャボン玉を入れる…など、もっと色々なシャボン玉を紹介できたらな、と思いました。

きっと地域や保護者でこういうのが好きな方がいると思うので、次回があれば大人の本気のシャボン玉を紹介したいと思います。

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